キリンビバレッジ事典
キリンビバレッジ株式会社(Kirin Beverage Company, Limited)は、清涼飲料などの
RTD(Ready to Drink)製品の製造および販売を行うがメインの企業
キリンホールディングスの完全子会社、中間持株会社の子会社であり、総合商社の
三菱グループに属している酒類を除いたソフトドリンク系に主力を置く
概要
本社所在地
〒164-0001
東京都中野区中野4丁目10番2号
NAKANO CENTRAL PARK SOUTH(中野セントラルパーク南棟)
本店所在地
東京都千代田区神田和泉町1番地 神田和泉町ビル
設立
1963年(昭和38年)4月15日
業種
食料品
事業内容
清涼飲料の製造および販売
代表者
代表取締役社長 佐藤 章
資本金
84億1,650万円(2012年12月31日現在)
売上高
3,368億円(2012年12月期)
従業員数
単体1,626人(連結3,926人)(2012年12月31日現在)
決算期
毎年12月31日
主要株主
キリン株式会社:100%
主要子会社
小岩井乳業株式会社
キリンMCダノンウォーターズ株式会社 など
2017年 4月確認
当初のソフトドリンク部門はキリンレモン・キリンオレンジ以外の扱う商品系は、キリンビール
から継承した商品が多くを占め酒販店を中心とした販路だったが、徐々に以外の系統へも拡大
現在は、自動販売機にとどまらずコンビニエンスストアの販路扱いも多い
現在の主力商品
紅茶(午後の紅茶シリーズ) 緑茶(生茶)は、缶製品に限らずペットボトルでも
指名買いされるなどイメージが定着しているコンビニエンスストア似なくてはならない定番商品
コーヒー(FIRE)も好調に販売を維持している
また、独自の趣向を示した果実飲料などにも人気商品で売り上げは好調だ
国内清涼飲料水メーカーの規模としては日本コカ・コーラ・サントリーフーズ・アサヒ飲料に
次いで業界4位に位置する
2017年統計
歴史
1963年(昭和38年)4月15日、(旧名称)麒麟麦酒株式会社(現在)キリンホールディングスが
キリンレモンやキリンオレンジの製品を独自に販売するチャンネル、自動販売サービス株式会社を設立
1967年(昭和42年)に小売店への販売を開始、キリンレモンサービス株式会社に社名変更
1988年(昭和63年)に創立25周年記念のCI導入によりキリンレモン株式会社に社名変更
1991年(平成3年)、麒麟麦酒(以下「キリンビール」)の清涼飲料事業部門を営業譲受により
統合し、現在のキリンビバレッジ株式会社に社名変更している
1995年(平成7年)1月に東京証券取引所第二部に上場
1996年(平成8年)4月には第一部に指定替えした
2003年(平成15年)月にヤクルト本社と自販機部門での商品提携で合意
2003年9月からヤクルト商品の蕃爽麗茶などやキリン製品の午後の紅茶・FIRE・
ボルヴィックなどを相互の自動販売機で販売した
例外
キリンの自動販売機は、酒類店系、および酒類を扱わないお店にも設置されてはおりますが、
商品の販路チャンネルが異なるため、相互の商品販売は行われない
(種類問屋及び食品問屋が納入する比率が高いため)
小岩井農場
1891年創業の小岩井農場(三菱系)を母体とし、1976年、小岩井農場を経営する
小岩井農牧株式会社(1938年設立)の乳業部門を引き継ぎ、同社と三菱系の麒麟麦酒株式会社
(現・キリンホールディングス)との折半出資により設立された
2004年4月にキリンビバレッジ株式会社が資本参加し筆頭株主となり、2005年1月に同社の
チルド飲料事業を譲り受け機能統合を行った
2007年(平成19年)11月、子会社の小岩井乳業から小岩井ブランドの乳飲料を除く
チルド製品事業を譲受
事業譲受後も製品の生産・販売は小岩井乳業に委託しているが、販売者はキリンビバレッジ
名義となり、本製品はキリンビバレッジ(株)との提携により小岩井乳業(株)がお届けしています...
とのパッケージに表記は外された
グループ企業概要
キリンMCダノンウォーターズ株式会社
フランス・ダノン社及び三菱商事との合弁会社...2002年設立
キリン・トロピカーナ株式会社
アメリカ・トロピカーナプロダクツ社との合弁会社...1991年設立
小岩井乳業株式会社
小岩井牛乳やチーズなどの乳製品を生産 販売が主
キリンビバレッジのチルド商品
紙パック、カップの生産 販売も行う..2007年11月以降は業務委託
北海道キリンビバレッジ株式会社
キリンガラナなど、特色ある地域限定商品の開発 生産
以前は麒麟麦酒、明治屋など他社の出資もあったが、2003年に簡易株式交換を行い
完全子会社化とした
全国に展開する自動販売機網...
北海道キリンビバレッジ販売株式会社
自動販売機販社 営業圏域は北海道道央
株式会社函館ダイイチベンディング
自動販売機販社 営業圏域は函館市を中心とした北海道道南
仙台キリンビバレッジサービス株式会社
自動販売機販社 営業圏域は宮城県・岩手県・福島県
東京キリンビバレッジサービス株式会社
自動販売機販社 営業圏域は首都圏を中心とする関東地方
中部キリンビバレッジサービス株式会社
自動販売機販社 営業圏域は中部地方
関西キリンビバレッジサービス株式会社
自動販売機販社 営業圏域は関西地方
株式会社新古賀ベンディング
自動販売機販社
営業圏域は京都府北部
株式会社キリンビバックス
自動販売機販社 営業圏域は中国地方、四国地方及び九州地方
旧宇部興産飲料
以前はペプシコーラのボトラーであったが、1998年に宇部興産がキリンビバレッジに
全保有株式(80%)を売却し、キリン系列2004年にへ
簡易株式交換を行い完全子会社化
2016年1月に九州キリンビバレッジサービスと統合し、現社名に変更
オリエンタルベンディング株式会社
自動販売機における付帯業務を担当
キリンメンテナンス・サービス株式会社
自動販売機などキリングループ商品を扱う販売機器の保守業務を担当
海外
上海錦江麒麟飲料食品有限公司(中国)
北京統一麒麟飲料有限公司(中国)
麒麟飲料(上海)有限公司(中国)
サイアムキリンビバレッジ(タイ)
キリン・エースコック(ベトナム)飲料有限責任会社(ベトナム)