通例の飲料自動販売機の多くでいえば、商品は収納コラム出口に備えある電磁石の力で開口し
搬出され下に落ちるんです..
しかし、富士電機で生産された飲料自動販売機の一部機種の500ml対応コラムに駆動系モーター
を使用している例が確認されておりますが、商品が搬出されない...次の連鎖故障では販売ランプも
点灯しなくなるという故障も時折発生する..
構造が通例では無いので....修理の際、メーカー関連の方であれば説明書ありですので対応は当然
できると思いますが、そうではない修理業者、もしくは費用も掛かるので自分で修理したいと思いでし
たらヒントを掲載致しますので参照ください。
この型式で使われています..
商品はテスト販売でも搬出されない..何ら音もしません....
キーボードで故障診断をすると対応の搬出口モーターが自走ONか?自走しっぱなし...
すみません..今回は簡単に説明します..詳細は後程..
収納コラムを外し,,搬出機器を取り外します
搬出は以下のように段磁石ではなく、駆動モーターでおくりだしているのです..
フォトは、修理完了後ですが、説明すると自走箇所が上に移動し、再度モーターの位置に
戻ってマイクロスイッチボタンが飛び出て...ストップし...正常作動..
自走送りが途中で止まってしまう状態が故障...
商品つまりで出口付近で搬出口開口部が正常に開けない場合などモーターが途中どまりに
なり..そのまま固定されてしまうことで現れる症状なんですね...
回復措置..
電源を一度OFF..ONします..
マイクロスイッチが押された状態になっていますので、何かしら2ミリ程度の柔らかいものをあてがい
スイッチが飛び出た状態にします..硬いものはNG..
販売テストでボタンポチ..
途中どまりの自走送りが動き出すので、フォトでいえばモーターに着地..
一番下に移動したらあてがったものを瞬時に外す...
これで復帰するはずです...
あてがう物ですが、自走送りの戻り地点でうまく取り外すのはうまくいかないかもしれませんので
細い電気コードの橋をあてがい販売ボタンポチすると同時に自走送りの動き位置を確認し
瞬時判断で実行してください...